仰天救助!中国幼稚園火災で園児を2階から放り…め組の大吾でこんなシーンあったなぁ…
中国・福建省で、2階の300人以上を預かる幼稚園から、やむなく次々と園児を放り落とし、奇跡的に全員救助された事件がありました。
昔、漫画「め組の大吾」でこんなシーンあったなぁっと思いながら、園児救助のためビルに残り、機転を利かしてこの救助方法を選んだことに感心したので記事にしてみました。
事件の概要
場所は中国・福建省。
映像で見る限りでは2階建てのようですね。
ニュース動画はこちら。
こういうときって皆さんはどうしますか?
私は防災の仕事をしたことがあるので、こういった事件には比較的くイメージ持てるのですが、こういうときって階段からは煙で避難できないんですよね。
まして、園児を抱えた状態で、最大2人くらい抱えて降りることができても、もう1度中に入れますかって話なわけで。
ここまできたら、もう消火するって発想はありません。
人が余っているならやってもいいですけどね。
仕事で関わった消防の人に教えてもらったことがあるのですが、彼らの行動には基本的な順番があるそうです。
第1に人命救助。
第2に延焼防止。
第3に消火活動。
まぁ状況によるのは当然あるのでしょうが、まず現場で何から取りかかるか、というアルゴリズムみたいなものですね。
日本なら数分後に消防が駆けつけるでしょうから、彼らの行動パターンを知っていると、逆に自分たちが何をしておけばいいのかが見えてきたりします。
さて、こんな状況で、2階の幼稚園の職員が、某韓国のセウォル号の船長さんのような人だったら、どうなっているでしょう。
また、マニュアル人間で階段から1人ずつ救助することしか頭がなかったら・・・。
ただ、実際この方法、結果的に無事だといいのですが、使うにはすごく判断が難しいと思います。
放り投げ救助のリスク
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ここで、「め組の大吾」のシーンを思い出してみましょう。
彼は「ただここにいたくない」というカンによってビルから要救助者を放り投げ、結果として全員無事救出しました。
しかし、この救助方法は、当たり前ですが周りから非難轟々・・・。
今回の件も、もう少し上の階で、落下速度がつきすぎて毛布で受け止められず怪我をしていたら、彼の行動は逆に訴訟に発展しかねないわけなんですよね。
逆に、やむをえず階段から数人から救助できなくても、たぶん訴訟を起こされても負けはしないでしょう。
ここが難しいところなんですよね。
でも、きっと彼はそんなことを考えていません。
ただ園児を全員助けることしか頭になかったと思います。
だから、今回の事件に私は感心しました。
私が同じ場にいて、同じことが果たしてできたかな、と。。
こういうとき、自分だったらどうするか。
2階にいる職員だったら、どういう救助方法を選択しますか?
1階にいる職員だったら、どういう手伝いができますか?
毛布を持ってきて受け止める、っていう発想ができました?
どこから持ってきたのか、はしごもかかっていましたよね。
救助した園児たちに、何をしてあげられますか?
火傷をしていたら、処置って何をするんでしたっけ?
煙を吸っていたら、どういう処置が必要なんでしょう?
こういう事件があったとき、自分だったらどういう対応ができるかなって、いつも考えてしまいます。
いかがでしたでしょうか。
今回の彼の行動は、賞賛に値するものだと私は思いました。
皆さんもいつ、こういう場面に出くわすかわかりません。
そんなときにただ野次馬でいるよりも、何か出来る自分でいたいものですね。
ではでは、(´・ω・)ノ★*゚*゚+.゚вуe вуe゚+.゚☆*゚*
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